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バイクの軽自動車税は排気量でいくら変わる?税額一覧

バイクのナンバープレートと軽自動車税の納税通知書を並べたイメージ
バイクの税金は「軽自動車税」。排気量区分ごとに税額が決まっている
バイク#軽自動車税#種別割#排気量#納期#新基準原付
公開:2026-09-27読了目安:約 10 分

バイクの軽自動車税は原付一種2,000円から小型二輪6,000円まで、排気量区分で税額が変わります。四輪の軽自動車にある経年重課(古いと税額が上がる制度)は軽自動車税には適用されませんが、250cc超は車検時の重量税に別の重課があります。4月1日時点の所有者への課税ルールと、5月31日の納期もあわせて解説します。

1. バイクの税金は「軽自動車税」、自動車税とは別の市区町村税

普通自動車にかかる「自動車税」は都道府県税ですが、バイクにかかる税金は「軽自動車税(種別割)」という別の税金で、市区町村が課税します。排気量50ccの原付から250cc超の小型二輪自動車まで、車検の有無にかかわらずすべてのバイクがこの軽自動車税の対象です。

「軽自動車税」という名前だけを見ると四輪の軽自動車(660ccの乗用車など)を思い浮かべがちですが、制度上はバイクも同じ税目に含まれています。納付先が違う(都道府県ではなく市区町村)ことと、税額そのものが排気量区分で細かく分かれていることが、四輪の自動車税との大きな違いです。

2. 排気量区分ごとの税額一覧

軽自動車税(種別割)の税額は、地方税法に基づく標準税率としてほぼ全国共通です[1][2]。

区分排気量年額
原付一種50cc以下2,000円
新基準原付50cc超125cc以下(最高出力4.0kW以下)2,000円
原付二種(乙)50cc超90cc以下2,000円
原付二種(甲)90cc超125cc以下2,400円
軽二輪125cc超250cc以下3,600円
小型二輪250cc超6,000円
排気量ごとに区分けされたバイクのイラストと税額を示す図解
原付一種・原付二種・軽二輪・小型二輪で税額が段階的に変わる

2025年4月に新設された新基準原付は、区分としては原付一種の仲間で、税額も原付一種と同じ2,000円です[2]。新基準原付の制度そのものについては、新基準原付とは?125ccが原付免許で乗れる条件で詳しく扱っています。

3. 4月1日時点の所有者に課税される、月割はない

軽自動車税は、毎年4月1日時点でそのバイクを所有している人に、1年分まとめて課税されます[2]。ここで見落としやすいのが「月割の制度がない」という点です。4月2日以降にバイクを売却したり、廃車(抹消登録)したりしても、その年度分の税金は満額を納める必要があります。

逆に言えば、3月中に廃車・譲渡を済ませておけば、その年度の軽自動車税はかかりません。ここで注意したいのが、基準になるのは「バイクを手放した日」ではなく「市区町村の窓口で抹消登録・名義変更の手続きが完了した日」だという点です。3月31日にバイクを引き渡しても、書類の提出や受理が4月にずれ込めば、4月1日時点ではまだ前の所有者名義のまま残っていることになります。

個人売買や買取業者への売却では、車両の引き渡しと窓口手続きのタイミングがずれることが珍しくありません。3月中に手放す予定なら、余裕を持って早めに手続きを終わらせておくか、少なくとも窓口での受理日がいつになるかを確認しておくと安心です。中古のバイクを4月にまたいで売買するときも、税金の支払い義務が売り手・買い手のどちらにあるかを事前に取り決めておいたほうがトラブルを避けられます。

4. 軽自動車税に経年重課はない(自動車重量税は別)

四輪の軽自動車には、新車登録から13年を超えると税額がおよそ2割程度重くなる「経年重課(グリーン化特例に伴う重課)」という制度があります。古い車ほど燃費性能が低い傾向にあることを踏まえた仕組みです。

軽自動車税には経年重課がないことを示す新しいバイクと古いバイクを並べた図解
軽自動車税(地方税)には経年重課がない。自動車重量税(国税)とは別の話

長く同じバイクに乗り続けている人にとっては、覚えておいて損はないポイントだと思います。四輪の軽自動車と混同して「そろそろ税金が上がるのでは」と心配する必要はありません。

ただし、注意が必要な点が一つあります。250cc超のバイク(小型二輪自動車)には、軽自動車税とは別に、車検のときに納める「自動車重量税」という国税があります。この自動車重量税には、軽自動車税とは違って経年重課があり、新車登録から13年を超えると2年分で3,800円から4,600円に、18年を超えると5,000円に上がります[6]。「バイクの税金は古くなっても一切上がらない」と考えるのは正確ではなく、正しくは「毎年の軽自動車税は上がらないが、250cc超の車検時に納める自動車重量税は上がる」ということになります。250cc以下のバイクにはそもそも車検も自動車重量税もないため、この重課の影響を受けません。

5. 納期は5月31日、滞納するとどうなるか

軽自動車税(種別割)の納期限は、多くの市区町村で毎年5月31日です(土日にあたる場合は翌平日)[4]。もともとは4月30日が納期限でしたが、令和4年度から5月31日に変更されています。納税通知書は5月上旬ごろに届くのが一般的です。

期限までに納めないと延滞金が発生し、督促状が送られます。延滞した場合の延滞金の考え方や税率については、自動車税を延滞するとどうなる?延滞金・車検拒否・差押えの完全ガイドで詳しく解説しているので、あわせて確認してみてください。

軽自動車税の納税通知書と5月31日のカレンダーを示すイメージ
納期限は毎年5月31日(土日の場合は翌平日)

6. 126cc以上は保険もあわせて確認しておきたい

軽自動車税は排気量にかかわらずすべてのバイクにかかりますが、保険の話は排気量によって仕組みが変わります。125cc以下なら家族の自動車保険に付帯できるファミリーバイク特約、126cc以上なら単体のバイク保険や、契約期間ごとに保険料が変わる自賠責保険もあわせて確認しておくと安心です。

Garage mgr(ガレージマネージャー)に軽自動車税の納期を登録しておけば、車検や自賠責の期日と一緒に.icsファイルでカレンダーに追加できます。無料で、データは端末内にのみ保存される仕組みです。

よくある質問

よくある質問

Q.バイクの軽自動車税はいくらですか?

A.
原付一種(50cc以下)と新基準原付は2,000円、原付二種は排気量90ccを境に2,000円/2,400円、軽二輪(125cc超250cc以下)は3,600円、小型二輪(250cc超)は6,000円です。

Q.新基準原付の税額はいくらですか?

A.
原付一種と同じ2,000円です。区分としては原付一種の仲間として扱われます。

Q.3月にバイクを廃車すれば、その年の軽自動車税はかかりませんか?

A.
4月1日より前に、市区町村の窓口で廃車(抹消登録)や名義変更の手続きが完了していれば、その年度の軽自動車税はかかりません。基準になるのは「バイクを手放した日」ではなく「窓口での手続きが完了した日」なので、3月31日に引き渡しても書類の受理が4月にずれ込むと、満額の納税義務が発生します。

Q.長年乗っているバイクは税額が上がりますか?

A.
毎年の軽自動車税(種別割)は上がりません。四輪の軽自動車にある経年重課は二輪車には適用されないためです。ただし250cc超のバイクは、車検時に納める自動車重量税(国税)が新車登録から13年・18年の節目で段階的に上がります。「軽自動車税は上がらないが、重量税は上がる」という違いに注意してください。

Q.軽自動車税と自動車重量税はどう違いますか?

A.
軽自動車税(種別割)は市区町村が課す地方税で、排気量にかかわらずすべてのバイクに毎年課税されます。自動車重量税は国税で、車検のある250cc超のバイクだけが新車登録時と車検時に納めるものです。経年重課があるのは自動車重量税のほうだけです。

Q.軽自動車税の納期はいつですか?

A.
多くの市区町村で毎年5月31日です(土日の場合は翌平日)。令和4年度に4月30日から変更されました。

Q.軽自動車税を滞納すると車検に影響しますか?

A.
250cc超のバイクは車検(継続検査)があり、2025年4月から納税証明書の提示は原則不要になりましたが、滞納があると提示を求められることがあります。250cc以下のバイクにはそもそも車検がないため、この仕組みは関係ありません。

軽自動車税も、車検・自賠責の期日と一緒に管理する

軽自動車税は車検のような強制的なリマインダーがなく、5月31日の納期を自分で覚えておくしかありません。Garage mgr(ガレージマネージャー)に登録しておけば、次の納期を.icsでお使いのカレンダーに入れておけます。無料・アカウント登録不要で、データはお使いの端末内にのみ保存されます。

出典・参考情報

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